あなたは、既存顧客との関係維持や、新規の見込客へのアプローチにDM(ダイレクトメール)
を使った事はありますか?
インターネット全盛の現在ですから、eメール、SNS、PPC広告などのオンラインツールだけを
使っている方も多いかもしれません。
では、DMはもう衰退してしまっているツールなのでしょうか。

大量のeメールに顧客は疲弊している

いまさらDMですか?と思われたかもしれません。しかし、DMが無くなっていないこともまた
事実です。
JDMA(一般社団法人 日本ダイレクトメール協会)によれば、2018年の調査で1週間に届く
DMの数は平均5.7通だそうです。それに対してeメールの数は64.7通。
開封率はというと、DMが61.1%に対してeメールは、、、

アメリカでの調査結果によると全業種平均で10~20%にだそうです。比較してみるとDMの方が
かなり開封率がよい事がわかります。

単純にeメールの方がライバルが11倍以上多いのです。その中であなたのeメールが開封して
もらい読まれている可能性はどのくらいでしょうか。
大量のeメールの中からタイトルだけを見て選別してもらいさらに開封してもらうのはかなり
ハードルが高いと思いませんか?

eメールを読んでもらうために乗り越えなければならないもうひとつの壁

タイトルを工夫すれば、読んでもらえる確率が上がるでしょうか?その前に、私に限らず多く
の方が使用していると思われるGmailやOutLookなどのメールアプリには「振り分け」という
便利な機能があるのはご存知かと思います。

それによってせっかくのeメールも受信フォルダを素通りして別フォルダに振り分けられて
いたりしますので、肝心のeメールが来たことを認識すらしていない場合があるのです。

Googleも使っているDM

Googleといえば、泣く子も黙るインターネット業界の巨人であり、検索エンジン、オンライン
広告ツール等でひとり勝ち状態の企業です。
そのGoogleもDMを使っているとしたら以外だと思いませんか?

私にも届いた事があります。(うっかり捨ててしまったので、写真がないのが残念ですが。)
中身はというと、PPC広告のキャンペーンでした。今なら10,000円利用クーポン付きというもの、
普段使っているGoogleから何やら封書が届けば、とりあえず開けては見ますよね。
このように「手紙」によるアプローチはまだまだ有効な手段であることがわかります。

顧客との接点は多い方がイイ

もし、顧客にアプローチできる手段がメールアドレスやSNSを通じてのものだけだったとしたら、
その顧客がメールアドレスを変えた瞬間に二度とコンタクトはできなくなりますし、
SNSのサービス自体が無くなったら、あなたの顧客の多くが失われてしまいます。

せっかく、あなたの商品やサービスのファンだったにもかかわらず、コンタクトできなければ
早々に忘れられてしまうでしょう。

そうなったらまた一から新規顧客獲得のため多大なコストと労力をかけることになり、夜も
おちおち寝ていられません。

DMはあなたの会社の優秀な営業マン

あなたの会社の営業マンは1日に何人の顧客と接することができるでしょうか?
多くても、4件から5件でしょうか。
DMなら送る相手さえいれば一度に何万通も送る事ができ、疲れ知らず。文句も言いません。
しかも練りにねった営業トーク(文面)で全ての顧客に同じレベルで届けてくれます。

クレジットカードで有名なアメリカンエキスプレスは、
「率直に言って、アメリカン・エキスプレス・カードは誰もが持てるカードではありません。」
から始まるたった1種類のDMで何年にもわたって莫大な売上を上げ続けているという逸話もある
くらいです。

あなたも、オンラインでの反応がとれずに悩んでいたら、DMの活用を検討してみてはいかが
でしょうか。

もし、効果的なDM戦略を実践したければ、ご相談下さい。