いきなりステーキ社長メッセージ3つの改善ポイント

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いきなりステーキ

いきなり!ステーキの店舗に掲げられた社長直筆のメッセージが話題です。
話題にはなりましたので、注目を集める効果はあったとは思いますが、その評価は、、、

以下、原文ママ

「社長からのお願いでございます。
従業員、皆元気良く笑顔でお迎えいたします。

いきなりステーキは日本初の格安高級牛肉の厚切りステーキを気軽に召しあがれる食文化を発明、大繁盛させて頂きました。
今では店舗の急拡大により、いつでも、どこでもいきなりステーキを食べることができるようになりました。
しかし、お客様のご来店が減少しております。
このままではお近くの店を閉めることになります。
従業員一同は明るく元気に頑張っております。
お店も皆様のご希望にお応えしてほぼ全店を着席できるようにしました。
メニューも定量化150g、200gからでも注文できオーダーカットも選べます。
創業者一瀬邦夫からのお願いです。
ぜひ皆様のご来店を心よりお待ちしております。」

さて、このメッセージを読んでどう感じたでしょうか。
上から目線
お願いされても困る
従業員のモチベーションが下がる
マーケティングとして失敗
とか、散々な評価を浴びています。
一体何がそんなにいけなかったのでしょうか。
顧客へのマーケティングメッセージとして捉えると致命的な間違いを犯していることがわかります。それは、、、

1.誰に対してのメッセージかわからない

店舗に掲げられたのですから、来店してくれたお客様に対してのものなのでしょうが、この来店客が減っている中に来店してくれる人はそもそもリピーターの方の方が多いのではないでしょうか。そのリピーターの方に「このままではお見せを閉めることになります」と訴えても来客数は増えるのでしょうか?
それとも、口コミやネットで拡散を狙ったのでしょうか?確かにその効果はあったのでしょうが、それで前述のような評価しかもらえていないとすればとても狙ったとは思えません。自虐メッセージもネットで好意的に拡散することもありますけどね。。。

2.行くべき理由が書いてない

「従業員の笑顔」とか「着席できること」とか「150g、200gからでも注文できオーダーカットも選べる」とかがいきなりステーキに行くべき理由なのでしょうか?
もっと、おいしい肉がおなか一杯食べることができることをイメージさせるような表現の方がよかったと思います。「食文化を発明、大繁盛させて頂きました。」とアピールすべきではありません。

3.オファーが何一つない

このメッセージがお客を獲得するためのメッセージだったとして、顧客側に何の特典もなしに、また来店して下さいというのは虫が良すぎます。
本当にファンの方は放っておいても来てくれるのでしょうが、それでは顧客増加につながりません。何かキャンペーン特典なりを付けて、お客様に行動するきっかけを与える必要があると思います。

書き直すなら

いきなりステーキのファンの皆様へ

いつもご愛顧頂き誠に有難うございます。
おかげさまを持ちまして、いきなりステーキは1号店をオープンしてから約6年で484店舗まで拡大することができました。
これもひとえに、熱心にご来店下さるファンの方々の支援があってこそのことだと思っております。

今後もさらなる商品とサービスの向上に努め、日本にステーキ文化を根付かせるため、従業員一同明るく元気に頑張ってまいります。

もしまだ、みなさまのご家族、ご友人、でいきなりステーキにご来店したことがない方がいらっしゃったらぜひご一緒にご来店下さい。
年末までの特別キャンペーンとしてお二人でご来店下さったら1名分半額に致します。
鉄板の上で熱々に焼けたステーキの音、溢れる肉汁、噛むほどに口いっぱいに広がる肉の旨味をご堪能下さい。

ぜひ皆様のご来店を心よりお待ちしております。

こんな感じでいかがでしょうか。少しは行きたくなりましたか?
なお、上記のメッセージはいきなりステーキのお店とは何の関係もありませんので、お間違えのないように。

それでは、よいお年をお迎えください。

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