お酒1杯も奢られたくない若者

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あなたも社長であれば、部下を誘って飲みに行くこともあるでしょう。そこには、部下を労う目的のときもあれば、腹を割って話すためのコミュニケーションの場というときもありますよね。しかし、最近の若者ときたら、、、

「最近の若者は上司との飲み会でも”割り勘”希望?借りを作りたくないという心理」
という記事を目にしたのですが、ほんとのところはどうなんでしょうね。一部ネットの少数意見のように思ってしまうのですが。

プライベートな用事がなければ行く

私は、いま話題の氷河期世代でも最初の方に社会に出た世代ですので、当時入った会社にもバブルの良い時代を生きた先輩方がまだ現役でいました。その中には記事にもあるような「仕事の能力が高い上司」もいたし、「単に飲むのが好き」な先輩もいました。どちらに誘われるにしろ、プライベートの用事がなければ喜んで連れて行ってもらいました。まあ、あまりお給料の高い会社ではなかったので先輩方のお財布事情もだいたいわかっていましたけど、いつもご馳走になるということはなかったように思います。私としては奢ってもらえたらラッキーというくらいの感覚でしたね。

私と同世代の社長さん方はいかがでしょうか。

ただ、当時の上司や先輩方は総じてたくさん仕事もやるし、たくさん飲みにも行くという活力に溢れている方が多かったようにも思います。「ワークライフバランス」なんて言葉自体ない時代でしたし。そういう先輩方を見て仕事に対するスタンスとかお酒の飲み方の自分なりのスタイルを確立していったように思います。

コスパ重視とネット時代の弊害

時は流れて、失われた30年を経た現代において、いまどきの若者は、あらゆるものに対して「コスパ」で判断する意識が染み付いているのを感じます。自分にとって無駄だと思うものには一切お金を使いたくない的な。
加えて、生まれたときからインターネットがあり、SNSなどでつながったり情報発信することが当たり前の世代の弊害だなと思うのは、ネットの声が大きすぎるということです。前述の記事も実は少数意見なのに、あたかも大多数の意見であるかのように感じてしまい、それに対する同調圧力もすごいので、みんなと違う意見だとネットでとやかく言われるのが怖いみたいな。

人は感情で動く

結局、人は感情で動く生き物ですから、上司の立場から言うと部下を飲みに誘ったとして気持ちよく応じてくれる部下に親近感を持つのは自然な感情です。そういう部下が仕事で困っていたら助けてあげたくなるのも自然の道理です。
若者はそういう仕事だけでない付き合い方も経験をしながら成長していくものだと思うのです。若者が上司を選別しているように、部下である若者も上司から選別されているという視点も必要ではないでしょうか。
そこそこ規模の大きい企業になればなるほど、組織内での人間関係が重要になると思いますので出世したいのであれば、コスパ重視だけでは先の展望が見えてこないと思います。人付き合い関係なく仕事の成果だけで評価してもらえるのは本当に一部の能力のある人だけではないでしょうか。

気持ちよく奢ってもらえばよい

結論としては、上司なり先輩なりに「奢るよ」と言われたら、「借りをつくりたくない」とか言ってないで、気持ちよく「ご馳走になります」といって奢ってもらえばよいのです。
多くの先輩方は、「今日の奢りは貸しだからな」とは思っていません。少なくとも私の周りは。
そうですよね、社長の皆様。

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